JR奈良駅近くの「うつわ文居」さんより企画展のご案内を頂きました。
九州唐津を中心に李朝・古唐津に近づくべく、日々作陶に励まれている
五人の陶芸家達の作品展が開催されるということで
白磁や李朝の粉引き、唐津焼が大好きなので、楽しみに伺いました。
久しぶりの「うつわ文居」さん。
落ち着いた室礼の中に置かれた器たち・・・。
若い陶芸家の作品を扱うお店が多い中で、私達の世代には大変居心地のいい空間です。
今回の企画展「五人展 梶原靖元・伊藤明美・菊池克・矢野直人・吉野敬子-故きを温めて-」は、古唐津の研究勉強会を重ねて研鑽を積んだ5人の作家の作品展。
茶の湯の名品として知られる古唐津。
畳スペースには各作家さん達のお茶に関する作品が。
作品をアップで撮影しなければ写真撮影OKの許可をいただきましたので、全体的な雰囲気しかお伝えできませんが、どれもこれも、ざっくりとした土の風合いや渋い色目が素朴で温かで魅力的な器たち。
私は一つ粉引きのお皿をいただきました。
唐津焼は「作り手八分、使い手二分」と云われるように、使われることで完成する焼き物なのだそうです。
使いこなすことによってより味わいが増して美しくなるという唐津焼。
美味しいものを盛りつけて大切に使わせていただきます。
うつわ文居
「五人展 梶原靖元 伊藤明美 菊池克 矢野直人 吉野敬子 - 故きを温めて -」
会期:11/2〜11/11(会期中11/7はお休み)
時間:11:00〜18:00
会場:「うつわ文居」 奈良市三条町493(TEL:0742-93-8104)