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2017年4月12日水曜日

ナラノココノエザクラが見ごろに*

今日は「快慶展」を観に行く道中にみとりい池と浅茅ヶ原のところへ寄り道。どちらもナラノココノエザクラがたくさん咲いていました。
「みとりい池」は、県庁東交差点から北を向いて国道369号沿いにある細長い緑地にあります。名前の由来は、春日大社一の鳥居が見渡せたことから「見鳥居」池とも。
こちらには南都八景に数えられる轟橋と雲井坂もあります。


このエリアの桜はほとんどが、ナラノココノエザクラとナラノヤエザクラです。(上の写真の桜の木に青いリボンがついてあるのがナラノココノエザクラです。)
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快慶展を観て(快慶展は評判通りの素晴らしい展示内容でした!また日を改めて鑑賞記を書きたいと思います。)その後は、浅茅ヶ原の方へ。
浅茅ヶ原から浮見堂へ下りる斜面一帯には、ナラノココノエザクラやソメイヨシノ、木蓮、辛夷とたくさんの花木が植えられています。

開き初めのナラノココノエザクラは可憐で清楚で可愛いこと。


ソメイヨシノは満開を過ぎてはいるのですが、昨晩の強風にもそれほど散ることもなく、遠目にはまだ十分美しく咲いていました。

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浮見堂からは、飛火野の向こうに御蓋山を望みながら

南大門、大仏殿を通って奈良倶楽部まで。
そうそう、南大門の前にもナラノココノエザクラを発見↑
(写真に見える屋根は南大門の屋根)
 定点観測、今日のおかっぱ桜のチェックも怠りなく。
僧坊跡の楓の新芽や、正倉院東側の道沿いに菫も見つけて
今年も遅ればせながら、春のお知らせを受け取っています。