奈良倶楽部で取り扱っている「散華ポストカード」
季節の秋色デザインのものが入荷していますよ。
図柄はすべて川瀬麿士画伯が描かれたもので秋の匂いが感じられそう。
奈良の寺院で、法要の際に撒かれる「散華」や、
ポストカードのように販売用として作られた「美術散華」の
ほとんどは、奈良県高取町にある岡村印刷工業で印刷されています。
この岡村印刷工業の敷地内にある「車木工房」の名前は
この辺りの地名「車木」から付けられたのですが
（車木工房を訪れた時のブログ内記事はこちらです。）
「車木」の名前は、九州で亡くなった斉明天皇の遺体を牛車で運んで来た（車が来た）ことに由来するらしく、そばにある御陵は「斉明天皇陵」と言われています。 （言われていました。）
最近、明日香で発見された「牽牛子塚（けんごしづか）古墳」が
八角形と確認され、斉明天皇陵に特定されましたが
宮内庁はあくまで車木の方を斉明天皇陵としています。
こちらの古墳は本当はどなたが眠っているお墓なんでしょうね・・。
そんなことを、散華ポストカードを見ながらふと思っていました。
