6月中旬、毎年恒例のペンションの同期会で一泊旅行。
今年は京都開催となり、昨年の同期会で宿泊したリゾートホテルが評判よかったので、同じ系列の「八瀬離宮エキシブ」に宿泊でした。
会員制のリゾートホテルならではのホスピタリティを堪能し、おいしい食事に舌鼓を打ち、温泉にゆったりとつかって日頃の疲れを取り、同じ年に開業したペンション仲間のオーナー達と一年ぶりの再会を喜び、同じ年月を続けていることの連帯感を再確認した2日間でした。
(といいながら、この「エクシブ八瀬離宮 」は昔の八瀬遊園地の跡に建ったホテル、奈良でもドリームランドの広大な跡地に誘致できないものかしら…と思ったり)
ホテルに夕方集合、翌日のランチ後に解散というゆるい集まりなので
(といいながら夜を徹しての近況報告やらもあり)
皆さんと集合解散の前後に立ち寄ったところなどを、自分メモ。
20数年ぶりに訪れた比叡山延暦寺は霧雨にけむって聖地の風情満点。
つい最近読んだ「空海の風景」(司馬遼太郎著)から仕入れた、空海と対峙する最澄について、夫がいろいろ解説してくれて、歳を重ねてからの夫婦揃ってのお寺参りも中々いいものだと思ったり。
翌日は、ランチまでの時間にみんなで建仁寺へ寄りました。
禅寺の静かな佇まいに心が洗われるようでしたし、小泉淳作画伯が描かれた双龍の天井画は何度見ても圧倒されるし。初めて訪れるペンション仲間の皆さんにもいたく感動してもらえて何よりでした。
建仁寺塔頭、両足院の半夏生庭園特別公開は惜しくも翌日から。
こういうの見るとリベンジしたくなりますね、機会があれば再訪してみたいものです。
さて、ランチは建仁寺から徒歩数分の「コリス」さん。
京都の友人イチ押しの洋食屋さんです。グルメな友人がお奨めするだけあって、記憶に残る美味しさに、もう一度訪れることを誓うのでした。
最後に、皆さんと別れて、京都国立博物館「南山城の古寺巡礼」展へ。
私の生まれ故郷の山城町から、椿井大塚山古墳出土品や、神童寺、蟹満寺など小さいときから身近に聞くお寺からの出陳もあって、かなり萌え萌えしながらの鑑賞でした。
特に神童寺からお出ましの仏像の素晴らしさ! ここは小学1年生の遠足で行って以来、約半世紀50年ぶりの再訪を誓うのでありました。
このブログをアップする頃には、展覧会も会期終了になっていますので、展覧会記は書きませんが、故郷への認識がかわった事は確かです。いい展覧会を見ることができて、ありがとうございました。
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ここで午後3時頃、京都で遊んで帰るのにまだ時間的に充分余裕があったのですが、身体的に電池切れ・・・。せっかく出てきた京都でしたが、これにて奈良へ帰ったのでした。