「奈良の旅人」になって〜その③唐招提寺へ

遠来のお客様の奈良滞在３日目。
朝食の後、奈良出発までの２時間ほどを最後は唐招提寺へご案内です。

 静寂の中に佇む唐招提寺・・・

この季節の境内は新緑に包まれ、一層の清々しさが増しているよう

どこを見ても美しく掃き清められている境内に、若葉新緑の新鮮な気が溢れていて、ここにいるだけで心が浄められていくような・・・

唐招提寺はいつ来ても、気持ちが洗われるところなのですが

お客様にも同じようなことを感じていただけたようで

最後にここへご案内できて本当によかったと思いました。

ところで、また「奈良の旅人」エッセイの話になりますが、唐招提寺が奈良が好きになったきっかけと書かれた方が多かったです。

私も、時々しかここへこられませんが、鑑真和上の御廟にお詣りしたり静かな境内を歩いているだけで気持ちが浄化していくのです。

今回も、その清々しさをより感じることができて、また遠来のお客様にも「奈良旅の最後にここにこられてよかった」と言っていただけたことが何よりでした。

境内の清々しさだけでなく、盧舎那仏様、薬師如来像、千手観音像・・・とどの仏様も大好き、伽藍も大好きです。
静寂の中に感じる厳かさと日本に行くという鑑真和上様の強い決意など想像するだけで気持ちがぐっとなるのですから不思議なお寺です。

今回初めてタブレットのスマートガイドを借りました。
「隅鬼」や東山魁夷画伯の襖絵などもタブレットでは詳しく見ることができたので、中々よかったです。

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最後に「奈良の旅人」エッセイから
唐招提寺について書かれた作品をご紹介します。
受付番号：4★　5★　6★　17★　19★　21★

お宮参りで奈良にお越しの札幌のご両親をご案内しての「奈良旅」紀行はこれで終わりです。プライベートな出来事に、「奈良の旅人」エッセイをからませてしまいましたが、同じ風景の中で同じように感じている旅人もいて、共有する想いをご紹介させていただきました。
楽しかった３日間でした。ブログで旅の記録を書いていて、またそれを反芻しています。どうもありがとうございました。